PR 記事内に広告が含まれる場合があります。

【レビュー】「pieces/渡り鳥のソムニウム」- Whirlpool【感想】

pieces/渡り鳥のソムニウム-アイキャッチ PCゲーム

 今回プレイしたのは「pieces/渡り鳥のソムニウム」という作品です。

「萌えゲーアワード2024記念!受賞作品から5本選んで5,000円」の対象になっていたので購入しました。というわけで1,000円です。安すぎでは?

 安いだけでなく、元々気になっていたので丁度良かったですね。

 絵がいいんですよ、絵が。

 実際にプレイした感想としては「雰囲気はいいしキャラも良かったけど、思ったよりシナリオがこなかったな~」といった感じです。

 それでは下記に詳しい感想です。

 

pieces/渡り鳥のソムニウムのレビュー・感想

あらすじ

『ここは天使が眠る町』

天使が安らかに眠れるように毎朝子守唄を捧げている。
子守唄で人々は目覚め一日が始まる。
そんな不思議な伝承のある町ミッテベル。

天使だけではなく人間だって不思議な夢を見ることがある。
イメージした人間の見る夢を渡り歩き、登場人物の一人になる……。
高坂燕は、そんな力をいつからか持ち、他人の夢を渡り歩くべく一日の大半を睡眠に費やしていた。

そんな彼がある日、古ぼけた洋館の窓辺に一人の少女の姿を見かける。
儚げな少女は美しく、燕は一目で心を奪われる。
彼女のことを知りたい。
その一心で燕はつい彼女に対し能力を行使してしまうが、それは失敗に終わる。

少女……君原結愛は燕に告げる。
結愛も燕と同じく他人の夢を見ることが出来る不思議な力の持ち主だった。
ただし、彼女は見る夢を選ぶことはできない。
それどころか、彼女が毎夜見せられるのは誰かの悪夢。
悪夢に蝕まれた結愛は、いつしか眠りを拒むようになっていた。

眠らない少女と、眠り続けたい少年。
二人の夢が重なるとき、伝承は再び動き始めるのだった。


この果ては、君と落ちる微睡みの国。

 夢を題材にした作品は多く存在しますが、やはり多くの人が夢に惹かれるからなんでしょうね。

 私もついつい手に取ってしまいます。

 

攻略順

 私の攻略順は深織ありす結愛Trueといった感じでした。

 Trueの前が結愛であればそれ以前は順不同でも構わないと思いますが、推奨順はありす深織結愛Trueといった感じだと思います。

 その方がシナリオがわかりやすいというか、モヤモヤを次のルートにあまり残さずプレイできるのかなと。

 

ルート・キャラごと感想

共通ルート

 最初の結愛との出会いはボーイミーツガール的な雰囲気を感じましたね。

 夜に廃墟のような屋敷の窓に見える美少女……いいよね。

 悪夢に関しては思ったよりも下らないというか、そんな重たいものではなかったですね。
 解決もすぐでしたし……まあ、結愛にとっては全くそんなことはないんですが。

 解決後は個々のヒロインとの仲を深めていく感じですね。あとはヒロイン同士も。王道の流れです。

 しかし、主人公の学校での態度はあまりにも悪い。完全に不良ですよ不良。
 ですが、諸突猛進というか誰かを救うために躊躇わないのはストレスがないですしカッコいいですが。

 

 

藍野 深織

 初めてが青〇は止めろ協会始動(初めてじゃなくても止めろ)。

 殆ど寝ているというか、寝ながら活動している爆乳先輩ですね。
 キャラとしては若干弱めで、あまり刺さらないタイプのヒロインだったかな。

 途中までは若干退屈でしたが、地震が起き始めてからは色々なことが起きて面白くなってきましたね。結局色々とわからずに話は終わってしまいますが。

 

美城 ありす

 元気な妹系後輩ヒロイン。
 現実にここまで活発な子がいたら絶対うざいんですが、普通に可愛いい。不思議よね。

 付き合っていても妹感が全然薄れないのがいい。

 主人公との絡みもそうですが、吉川との交流も面白かったです。

 歌姫になる話なのかなと思ったら、意外とすんなり終わりましたね。

 後半が本番というか、急に重たい感じになってびっくりしました。
 結構わかりにくいところはありますが、良い感じに収まったので良かったですね。

 しかし、外でするの好きねえ~、あなたたち

 

小鳥遊 紬

 お世話焼き幼馴染ちゃん。
 ここまで母親的な役割のヒロインはあまり見たことがない気がする。
 まあ、主人公が大分やんちゃな感じなので仕方がないのだけれども。

 共通ルートでもかなり匂わせていましたが、未来視的な力を持っていましたね。
 そこからの主人公とくっつく流れはよかったかな。

 ただ、内容は……こういうTrueルートが用意されている系のシナリオの悪い点が前面に出ているというか、重要な情報が伏せられたままなので、かなりモヤモヤします。

 もうちょっといい感じの終わり方さえしてくれれば目を瞑れるんですけどね~。

 ……というかお前も青〇属か!

 

君原 結愛

 薄幸の美少女系ヒロイン。
 メインヒロインらしく滅茶苦茶可愛かったですね。声も最強

 話し方等、大人っぽい雰囲気は出ているんですが、言動は幼い感じなのがよかったですね。主人公に対して素直になりきれない対応もGood。

 シナリオ冒頭のボーイミーツガールな雰囲気で進むのがよかったかな。閉じこもった美少女を外に出そうとする……いいじゃないですか。

 ただ、その障害となるというか、トラウマの相手が突然出てきた顔もないモブなのがな……もうちょっと違う展開だったらよかったなとは思いましたね。

 

True

 真相が明らかになるルート。

 結愛ルートの続きなので、ルート固定で彼女を最後にしか攻略できないようにすればよかったのに……とは思ったけど、タイトル画面が変わるのがいいからやっぱり駄目。

 まあ、真実については予想できた部分はあります。
 完全に夢の中の世界ですよね。ミッテベルなんて日本の都市があるわけないし馬車走っとるし。

 世界の真実を知った主人公や世界の人々がどのようにするかというのが焦点となりますが、話の壮大さとは裏腹に、展開自体に大きな動きはなかったかな。
 結構説明的にというか、淡々と進んでいくよね。

 ただ、世界が終わるまで楽しく……というのは結構良かったですね。

 ラストまでの道のりの描写もちょっと淡々としすぎかなという感じはあります。
 そのせいか涙腺が緩むまではいかなかったですね。

 ご都合主義な感じはありますけど、また二人が出会えてよかったです。
 主人公の名前がというのも変わっているなと思えば、まあ、筋書き通りな奇跡なのかなとも思ったり。

 ただ、ちょっと色々と足りていないかなと思うシナリオではありました。

  

イラスト&音楽

 背景はminoriというだけあって美しい。

 CGもどれも素晴らしいです。特に目を惹くのはやはり乳首でしょうか。凄くHです。

 立ち絵のクオリティも高いです。個人的にジト目が好き。ジト目がいいゲームは全部素晴らしい(極論)。

 BGMはまあ普通かな。

 OPはEufoniusなのでこれまた固い名曲ですね~。

 

まとめ

 評価:72

 構成自体はシナリオゲーなんですが、シナリオよりも魅力的なキャラが目を惹く……でも、ちょっと構成によって完全にはその魅力を引き出せていない感じの、どっちつかずな印象が残りましたね。

 もうちょっとキャラゲーに寄せてくれたならもっと好きになれたかな。

 しかし、前に書いている通り雰囲気はとても好きです。
 終盤の世界にいる人たちで世界の最後まで笑顔で生き抜こうとする姿勢は胸の奥が温かくなりましたね。

 夢を舞台とした作品が気になる・好きな人には刺さるとは思いますね。

 FDもあるみたいなので、そちらもプレイしようと思います。

 あと……外でヤルの多いのはなんでや?