今回プレイしたのはちまラボの「クリプトの引き裂き」という作品です。
「W寝取られ」という単語に惹かれて購入しました。
別にNTRは好きではないのですが、両方のNTRというのは体験したことがなかったので、食わず嫌いせずにプレイしてみることにしました。
それでは下記に感想です。
- 良かった点
・謎解きが楽しい。
・NTR×異世界もの。珍しい組み合わせ。
・細かい心理描写がいい。- その他
・NTR成分は薄め。
・謎解きが簡単。
「クリプトの引き裂き」- ちまラボのレビュー・感想
あらすじ

■【1】魔王軍率いる魔物サイドと人間サイドの大戦があった。
「勇者」と呼ばれた青年の犠牲によって何とか停戦状態に持ち込んだが、世界の30%が魔王軍の支配下に。
戦火で住む場所を追われた普通の少女セリアはバリエンテという町に避難する。そこから一年後…..。バリエンテで出会った親切な少年ハヤトに告白するタイミングを窺いながら恋ボケしていたところに、
淫魔2匹の罠による襲撃を受ける。■【2】淫魔の目的は2つ
・スパイの調査によって暴かれた、「女神の末裔」である(らしい)セリアの懐柔。
・セリアの親友「勇者の弟」であるハヤトの始末。
淫魔は二つの目的を達成するために、二人を異空間に幽閉してあるゲームを始める。「部屋のどこかにある暗号を探して脱出せよ」と。
■【3】当然、狡猾な淫魔が考案した脱出ゲームは意図的な欠陥だらけ。
部屋にちらばるのは暗号のヒントというより、サディを賛美する情報のみ。
そして、新たなステージに進むたびに二人に淫魔の邪悪で陰湿な誘惑が襲い掛かる….。◆◆システムについて
・全6エピソード構成。各話ごとに展開や誘惑が異なります・
・色々調べるごとにメニュー画面から閲覧可能な「セリアやハヤトの本音」や「メリルへの印象」等が変化します。
・色々調べるごとに左下のログでキャラの動向や台詞が表示されます。
・誘惑に負けてしまう(強●イベント有)事でエッチな記録が追加されて行ってしまう。
・「キャラ辞典」で様々な情報を閲覧可能。逐一確認して色々妄想を捗らせてください。
◆◆誘惑のおおまかな内容
セリア→異性への興味を強●的に自分へと向ける凶悪なオッサン淫魔サディに心を惑わされ、なし崩しで体を許してしまう
ハヤト→メリルが見せつけてくる肢体とからかいの虜となりセリアを裏切ってしまうハード描写や残酷描写は無し
NTRなのに設定は異世界系なのも珍しいと思いましたね。
最初プレイしていてびっくりしました。淫魔とか出るんだ……という具合に。
攻略&ゲーム性

選択や行動次第で主人公の心情が変わります。
それ次第で細かい分岐があるのかと思いきや……多分エピソード5だけで全部のエンドに行けるので、何度もセーブする必要はないですね。
エピソード5からはやとが誘惑を振り切るか振り切らないか、裏切るか裏切らないかでエンドが変わる感じですね。
謎解き要素もありますが、とても簡単です。そこまで解答に迷うことはないと思います。
脱出のための四桁の番号がありますが……まあ、わかってはいましたが結局意味のない数字なのでメモをする必要はないですね。
もうちょっとこの謎解きというか脱出要素を強く出して欲しかったのが本音ですね。もう少し歯ごたえが欲しかったかな。
謎解き


本作は脱出ゲーム的な側面もあります。
敵の卑劣な行動や罠をかいくぐりながら攻略をしていくわけですが、少し考えさせられるような謎解きもあるので、面白いです。
また、進行上どう足掻いても主人公一人だけで攻略できない場合は、敵の要求に応える必要があります……愛しい人と脱出するために、嫌な相手に奉仕をするわけです。そうしていく内に心が揺らいで……というのが本作の魅力ですね。
ただ、難易度は簡単すぎたようにも感じましたね。もう少し骨があったらもっと楽しめたかな。
細かなパラメーターがいい

上の画像にもあるように、進行の仕方によって登場人物の心情であったり、受けた影響などがパラメーターや記録として残るんですよね。
これがより一層物語への没入感を高めてくれていると思いました。
結構、細かくて見ているだけで面白いんですよね~。
まとめ
異世界×NTRという珍しい掛け合わせが面白い作品でした。
気になった方は是非プレイしてみてください。
・NTR
・ファンタジー