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【レビュー】「シスターブランと封印の淫魔」-シュミセンジル【感想】

同人ゲーム

 絵を一目見て惹かれたので購入。

 内容を見た感じ、同人エロゲーによくある体を売って稼ぐタイプのロールプレイングゲームのようですが……やはり、決めてはこのイラスト。少しデフォルメチックな可愛い女の子の魅力に抗うことはやはり難しい。

 以下、簡単な感想です。

 

シスターブランと封印の淫魔のレビュー及び感想

あらすじ

経営する孤児院の赤字から莫大な借金を背負った敬虔なシスター、ブラン。
ひょんなことから封印を解いてしまい一心同体となった淫魔クロが提示した借金の返済方法とは、
夜の街へ赴きその身体を売ることであった…!

酒場での性接待からはじまり娼婦、街娼と次第に春を売る場所も過激になっていく中
その持て余すほど豊満な身体に秘めた劣情に開花していくブランの性欲の行き着く先は…?
そして一心同体となった淫魔クロとの関係は…?

敬虔なシスターの日常は淫欲と堕落の日々へと変貌していく…

 借金返済のために体を売ることになる……よくあることですね(エロ同人の世界では)。

 

ゲーム性

 オーソドックスな探索型RPG。この手のゲームをやったことのある人であれば、なんの説明がなくても淡々と進められると思います。

 街に繰り出して、様々な施設でセクハラを受けたり、体を売ったりする。そして、その過程で最初は嫌だったのに段々と堕ちていく……様式美ですね。

 本作もそれから大きく逸脱することはないんですが……かなり設計が親切。合間合間にヒントをくれますし、ある場所に行けば何処でシーンを見れるかまで教えてくれます。おかげで、かなりストレスなくプレイできましたね。

 とても丁寧な作りだと思います。

 ただ、物足りない部分もやはりあります。クエストは簡単すぎるし、施設もいくつか用意はされているんですが、活用できる場面が限定されてシーンが少なかった施設などもあり、ボリュームが不足している感はあります。

 ですが、メインとなる部分の作りはやはりしっかりしているので快適でしたね。

 

大まかな内容の感想

 シスターという穢れなきが求められる存在が徐々に汚れていく過程がしっかりと描かれているのはいいですね。そういうのがたまらない人にとってはかなり刺さる作品に仕上がっていると思います。

 徐々にできることが増えていくのも、段々と淫乱になっていくのが伝わってきていいです。最終的には娼館を超えて全裸で〇パ活ですからね。

 上は私の最終的な結果です。いや、本当にとんでもない数字になってますね……しかし、こんな状態になってもハッピーエンドにはたどりつけます。胸糞なエンドもありますが、重たくはないのでトラウマにはなりませんね。

 こういったジャンルの王道にのっとった作品になっていると思います。

 個人的には淫魔クロとの交流はもっと欲しかったかなと思います。主人公がお金をインモラルな方法で稼ぐきっかけとなる存在なんですが、存在感はあまりなかったかなと。エロシーンも二つくらいしかないしね。

 あと、いい意味でも悪い意味でも、淡々としすぎな感じはあったと思います……ですが、これは私の我儘でしょう。

まとめ

 なにか「他の作品とここが違う!」というものはないんですが、全てが良い感じに纏まった良作だと思いました。

  • 一目見てイラストが刺さった人
  • 体を売って稼ぐ系統のゲームが好きな人。
  • サクッとクオリティの高いゲームをやりたい人

 そんな方々にオススメのゲームだなと思いました。

 衝動的に買ったゲームですが、買って良かったと思えるゲームでしたね。

シスターブランと封印の淫魔
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